スローサイクリング的旧道の訪ね方
古くからある道をゆっくりと探訪するのは、自転車ならではの愉しみだ。1日100km前後も走るツーリング的な愉しみ方では、先も急ぐ必要があるので、旧道に入ってもそうそうのんきに立ち止まってはいられないが、距離を気にせず、時間を贅沢に使うスローサイクリングなら、さまざまな寄り道の誘惑がいっぱいの旧道筋は、実に実に打ってつけの素材なのだ。最近は、東海道、中仙道などの全国的に著名な幹線的旧街道に限らず、たとえば北国街道といったような、こうした幹線旧道に交わる亜幹線的な旧道も、道標がついたり、昔の町並みが保存されたり資料館などができたりして、立ち寄りたくなる魅力が増してきた。
(関連情報)
福山・尾道周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/340000/LRG_340300/
帝国ホテル東京 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad337841/
奈良ホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad304722/
その波及効果で、20年前は誰も訪れることのなかった界隈などに、休日ともなれば観光バスが入り込んでくるようなことにもなっている。これはその町にはとてもありがたいことであろうが、往時の雰囲気にゆったりと浸りたい私たちのようなスローサイクリストは、そういう人影の濃い場所だけでなく、もう少し先に足を延ばしてみたい。だいたいにおいて、バスツアーや自家用車で旧道を訪れる方々の徒歩での行動半径は、広めに見ても300〜500m以内であろう。ウォーキングのツアーでもない限り、それ以上歩かせるとツアーコンダクターは怒られるのではないか。また、バスツアーでは、ウォーキングとからむ場合を除いて、いったんツアー客を降ろしたあと、旧道を歩いてもらい、先回りして別のところで待っている、というようなこともあまりやらない。ということは、大型バスが入るような大規模な駐車場の周辺や、JRの駅に隣接して古い町並みが保存されているところなどに、ツアーのお客さんは集中しているということだ。だから、スローサイクリストの私たちとしては、その先にもハンドルを向ければいいのだ。
最新記事
- 一寺院を越え京都の有り様を映す寺
- 「心」の京都通こそ真の京都通
- 自転車で外メシ
- 大阪南港K2埠頭より正午出港
- 日本における都市の道路空間
- 都心の自歩道を行く
- スローサイクリング的旧道の訪ね方
- アメリカへの海外旅行で見たミュージカル
- 家族旅行とは違う修学旅行
- 沖縄料理やチャンプルーは今と違う味